実は読み物がいっぱいです。
ワタクシ自身、広報委員の一員であることを
思い出しまして、広報してみます。
たとえば、隅田靖監督(「ワルボロ」)、山下敦弘(「天然コケッコー」)、
吉田大八監督(「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」)などの皆さんで
「映画監督になる方法」という鼎談をやったり↓
http://www.dgj.or.jp/modules/contents2/index.php?id=121
「雪に願うこと」の脚本家・加藤正人と、監督の根岸吉太郎さんが
「監督と脚本家のコラボレーション」という対談をしてたり↓
http://www.dgj.or.jp/modules/contents2/index.php?id=100
と、映画好き或いは映画作りを目指す人には
興味深い話が満載です。(上記以外にも色々)
一度、読んでみて下さいまし。
あ、ここ読んでるかどうか分からんけど、
↓山下さんへ……↓鼎談で触れている「リンダリンダリンダ」のリハーサルの時、
シナリオでカットされた病院のシーンをやろうと
提案したのは何を隠そう、このワタクシです。
渋谷駅近くのガード下の焼鳥屋でのことだったかと。
大崎さんは「それ、いいね!やろう!!」と
昂揚しながら酎ハイをオカワリしてはりました。
いや、まあ別にいいんですけどね……。
発想の元(そんな大したことでもないのですが)になったのは、
以前に参加した中江裕司さんの「ホテルハイビスカス」の時のことです。
別れた夫に会うためにアメリカに旅立つ母が
残される娘を説得するシーンがあって、
お話としては二人の関係の肝になる場面で
撮影としても半日がかりでじっくりと撮り、
なかなかいいアガリでもあったのですが、
中江さんは、編集の時に自分でバッサリ
そのシーンを取ってしまいました。
お話の意味が分かるのか?と
ドキドキしましたが、既にそのシーンの影響は
物語の隅々にまで染み通っており、
そこでの母子の台詞のやり取りは、
その空気をなぞるものでしかなくなっていたのです。
だからといって、そのシーンを撮影していなければ
他のシーンに、その空気は染み通っていなかった筈であり、
これはなかなか興味深い体験だったのです。
そんなこともあり、
完成した映画には存在しないけれども、
いや寧ろそれ故に、
バンド解散の元となった病院での仲違いのシーンを
リハーサルすることで、
凛子と恵、そしてそれを取り巻くバンドのメンバー、
さらにはスタッフが、
それぞれの関係を掴みやすくなるのでは?と
考えた次第でした。
以上、前期中年の独白終わり。
でも、ついでに告白してしまえば
最後のライブシーンで、徹夜に近い撮影の中
役者の体調も考えて、制服を途中で乾いたことに
してしまったのは僕の失敗です。
設定としては、ちょっと時間経過があるんで
乾いてて大丈夫、と踏んだのですが
やっぱり繋げてみると、濡れてる方がよかったですね。
一晩ズブ濡れでいたぐらいで、死ぬわけでもなく
せいぜい風邪引くぐらいやのに……日和ってしもたんやと思います。
(もしかしたら「制服透けさせたいんやろ?エロオヤジ!」
という女子軍団の無言の圧力を先回りして
いい人ぶってしまった面もなくはないかも……)
反省してます、ボクのバカバカバカっっ!
透けてこその青春ジャマイカ!?
ずっと謝ろうと思ってましたが、
こんな声の届きにくいところでコッソリ告白しときます。
ごめんなさい。
そんなんでね
どんなんや
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