2006年12月11日

撮影日誌5・ラディンが消えて…

ひさびさ撮影日誌です。なかなか撮影まで至りませんが…。
まだまだ続きますのでお楽しみに!!

(前回までのあらすじ)
せっかくウキウキとぶちこんだラディン話だったが、「余計だ」「芯がブレている」と批評されたことと、現実的な問題、そして教条的な結論を脱しきれないもどかしさから、結局切ることに…。

さてさて、そうなると結局「惚れたハレタ話」に逆戻り。
そんなもん、誰が見たいねん!とモヤモヤも同じところに戻ってしまいました。
しかも時間はさらになくなり、撮影まであとひと月…。
本当ならロケハンなど始めてないといけない時です。

どうしようどうしようどうしよう…。
今思い出しても、この時は本当に暗かったですね。

「こんな期間で映画を作るなんて無茶だ」とヤサぐれて何も書けず…とはいえ、引き受けたからには…という思いも勿論あるので何か打開策を探して悶々としていました。


光が見えたのは、ふとしたきっかけでした。ラディン話用に…と、コーランはじめイスラム関連から公安活動、サイードまで色々な本を買って読み漁ってたのですが、本屋でふと目にとまって、ついでに買った本の中に「ペニスの文化史」という本があり、そこに載っていた「縮陽」という症状に興味を惹かれました。
さらに調べてみると、今年になってからも、ナイジェリアでペニスパニック(ペニスが奪われたと錯覚して起こる集団パニック)が起こったというニュースもあったりして…。

「何かイケルかも…?」

そう思いながらも、まだ確信もなく、中村氏と吉川女史にメールしました。
「宏治のペニスがアフリカ呪術かなにかこの世ならざる物の力で奪われて、京子とゆかりともに溜飲を下げる、というのはどう?」と。
でも追伸で「まあ苦し紛れの冗談ですが…」と付け加えたりして。

超自然の力で人が生き返ったり、超能力で物事が解決するのは、夢オチについで楽な逃げなので、よっぽど慎重に事を運ばないと、折角それまでつきあってくれたお客さんの気持ちが「サアァ〜っっ」と醒めるんですよね。
まあ、今回人が死ぬ話ではないので「バカにすんな!」とまでは思わないまでも、「ヘンッ」と鼻で笑われかねない。
アフリカ呪術っていうのもいかにも嘘くさいし…。

うーん…

うーん…

どうしよう…でも時間ないし

呪術はいくら何でもアレやけど漢方薬ぐらいやったらどう?

うーん…そんなんでね…どんなんや

そうそう、テントさんとかが売ってて、胡散臭い店で…

え?誰

えーと…いや、分っかるかなあ、分っかんねえだろうなぁ(by松鶴家千とせ

ああ…! パンチパーマでサングラスの…

いやいや、それは今の台詞の人で、テントさんはまた別。ややこしい事言うてごめん。とにかくテントさんやったらちょっといいかもね。嘘くさくて胡散臭くて、でもそれもコミでホンマにいてそうな…でも、来週行ったらなくなってそうな薬屋…。

名前?とりあえず漢字にしとこう、天道でいいか

てな具合で、出て来はりました。

ぎょっぎょっぎょっ

まあ、結構作ってますけどね。
こんなに一直線に流れてないですし。

そんなんでねどんなんや

(次回に続く)


撮影日誌6へ>
posted by 小林聖太郎 at 09:13| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | さつえいにっし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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