2006年12月24日

さいきん読んだ本

本読むのは割と好きな方です。
でも今までは、あまり小説の類い読んでなかったんですよね。
(P.K.ディックとレイブラッドベリ、筒井康隆と古典を少しぐらい)
社会評論や科学ものなどノンフィクションばっかり読んでました。

で、最近ようやく小説にも手を出し始めました。
ここしばらくで読んだ本を並べてみます。

順不同です

●小説・フィクション
  好き度★=20%
     ☆=10%

「錦繍」宮本輝★★★★☆
「春の夢」宮本輝★★☆
「五千回の生死」宮本輝★★
「避暑地の猫」宮本輝★★☆
「幻の光」宮本輝★★
「星々の悲しみ」宮本輝★★
「夢見通りの人々」宮本輝★★☆ 
「人間の幸福」宮本輝★☆

  撮影中やったか終わってからやったか、秋野さんに「錦繍」を薦められました。
  曰く「私のバイブルです。宮本さんが唯一映像化を絶対に認めないらしい。
  いつかやってみたかったけど…」
  編集も終ってひと段落した時に読みました。
  読み終わってすぐまた読みたくなる本はなかなかないですが、これがそうでした。
  日本語、特に大阪のことばを改めて好きになれる本でもあります。
  まだ読んでない人は、ものすごくおススメします。
  今回の映画のテーマとも共通してます(ちょっとおこがましいですが…)。
  その後、しばらく宮本さんの本を漁ってます。
  もちろん前から読んでた「道頓堀川」「泥の河」などもおすすめできます。


「麦ふみクーツェ」いしいしんじ★★★
「ぶらんこ乗り」いしいしんじ★★★
  
  友達に薦められました。著者の名前も知りませんでした。
  童話のようで、どこかの国のお話のようでありながら、
  とても身に迫る優しいお話たちです。
  「たたん、とん、とん」
  麦ふみの音ってどんなんでしょう?
  人に対する優しく鋭い視点と文体に、胸キュンってなります


「パプリカ」筒井康隆★★

  筒井ファンと名乗るにはまだまだですが、大好きです。
  ほとんど読んでるんですが、実は長編より、ドタバタ短編の方が好きです。
  「俺は裸だ」「走る取的」と書くだけで笑けてきます。
  恐怖ものも好きです。
  「鍵」「驚愕の曠野」…。もちろん長編や実験小説も面白いもの揃い。
  で、「パプリカ」ですが、夢ものだったら「ダバダバ杉」、
  ヒロインものなら「七瀬」シリーズの方がグッときました。
  いや、もちろんかなり面白いんですが。
  読む年齢や時期もあるんでしょうね。


「アルケミスト」パウロ・コエーリョ★★★
「ベロニカは死ぬことにした」パウロ・コエーリョ★★
「星の巡礼」パウロ・コエーリョ☆

  これも人にすすめられて。「アルケミスト」はとても面白かったので、
  続いて他のものにもチャレンジしたのですが、
  「星の巡礼」にはちょっとついていけませんでした。
  トンデモ本との境目にある感じ。
  僕はやはり、科学側に立つ者だと再認識しました。
  科学と宗教が深い所では繋がっていることを理解はしながらも、
  手放しで信じるという一線を超えられません。
  超えられる方が幸せなのだろうとは思うのですが。


「希望の国のエクソダス」村上龍★
「海辺のカフカ(上・下)」村上春樹☆

  龍か春樹か、あるいは隆か?学生時代に大流行した「ノルウェイの森」を読んで、
  さっぱり良さがわからなかったので
  それっきり随筆をちょっと読んだぐらいの春樹さん。
  雑誌のインタビューかなんかで、テリーギリアムが「海辺のカフカ」を
  映像化するべきだ、みたいなこと言ってたのもあり、
  食わず嫌いはいけない、と久々にチャレンジしたのですが、やっぱり駄目でした。
  なんか、格好つけてはるんですよね、翻訳風の文章自体からして。
  ムズムズしてくるんです。
  ストーリーや、伝えたいことはまあ、流行る理由もわかる気もするんですが…。
  「ねじまき鳥クロニクル」ぐらいは読んどこかなあ。
  龍さんは「コインロッカーベイビーズ」とか「69」は好きだったんですが、
  これはちょっと頭デッカチすぎてメイキング本の方が面白かったかな。


「マノンレスコー」アベ・プレヴォー★★★

  大学時代に英語の教授に薦められて読みました。
  当時は「こんなアホなヤツおるか」と思い、あまりいいとは思えませんでした。
  数年後、つきあってた女性が浮気してたことを知り、
  読み直したら物凄く理解できました。
  そして、また読み返しました。グッときました。
  なぜかって?…ふふっ(吹き抜ける風)

●随筆・ノンフィクション
  為になった度
   ★=20%
   ☆=10%
「世界の喜劇人」中原弓彦★★
「断影 大杉栄」竹中労★★★
「笑いの世界」桂米朝/筒井康隆★★★☆
「戦争プロパガンダ10の法則」アンヌ・モレリ★★★
「屈せざる者たち」辺見庸ほか★★★☆

  まあ、このほかにも色々あったような気もしますが。
  今の日本の状況を憂いてます。「愛国」心がある故に、
  なんとかならないものか、と嘆いてます。
  子供の頃、なんで戦争を止められなかったのか心から疑問でした。
  残念ながら、今、身をもって知ることができそうです。
  「こうやって戦争は起こんねや」
  孫が出来たらしっかり伝えたいと思います。
  でもやっぱり理解はしてもらえないんでしょうかね。
  難しいですねぇ。


そんなんでね

どんなんや


ではまた


posted by 小林聖太郎 at 20:28| 大阪 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | びぼうろく | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近読んだのは、「鈍感力」かな。
バイブルにしたい様な人にあげたくなる様な本。

次は、「女性の品格」をチェックしに行こ〜っと
Posted by 松子 at 2007年04月22日 09:20
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