2007年09月02日

CDG!CDG!

失意のまま、ふて寝した昨夜……

起きたら、飛行機出発の1時間前でした。
10時50分の飛行機に乗るためには
8時50分にチェックイン。
空港までの移動時間は1時間半。
目覚ましは6時半に合わしてあったのですが、
連日の疲れと寝不足なのか、
無意識に日本に帰りたくなかったのか、
とにかく、服も靴も履いたまま意識を失ってました。
 
色々、考えが寝ぼけアタマをめぐります。

空港に電話して窓口に繋いでもらって
事情を説明して……いや、そんな時間ないな……
まずは、フランス在住の日本人プロデューサーに
事情を話して、空港に電話してもらう。
「わかった。あなたは、とにかく早くタクシーに
 乗って空港に向かいなさい!」
メルシー!

と、慌てて荷造りを始める(夕べやっとけよ!)。

フロントに降りてチェックアウト。
のんびりモードのフロントの兄ちゃんに
予想外の時間を取られる。

こののんびり屋の彼にタクシー呼んでもらうか、
外に出て流しを拾うか?
いや、迷ってる時間が勿体ない、一回賭けてみよう!
と通りに出てタクシー乗り場に向かったが、
乗り場どころか通りに全くタクシーが見当たらない。

やっぱり戻ろう!

ホテルのお兄さんにタクシー呼んでもらう。
「オンリイ、ファーイブミニッツ」とクロワッサンを
頬張りながら答える兄さん。
どこかへ電話をかけるが何も喋らずに電話を切る。
(ええ?それでホンマに来んの?)
兄さんこちらの不安をモノともせず、
キャフェオレをお代わりしに奥に引っ込んだかと思うと
テレビに夢中。
ここは念押しや。

「飛行機が一時間ちょっとで飛んでまうんで急いでんねんけど、
 ほんまに大丈夫か?」
「オンリーファイーブミーニッツトゥーカム。
 アンドサーティーミニッツトゥーザエアポート」
やっぱりキャフェオレ飲みながら呑気な兄さん。

いらいらいらいらいらいらいらいらいらいらいら。
イライライライライライライライライライライラ。
IRAIRAIRAIRAIRAIRAIRAIRAIRAIRAIRAIRAIRA。
PLOPLOPLOPLOPLOPLOPLOPLOPLOPLO……あれ?

15分後、ようやくタクシー(の運転手がフロントに)到着。
(どこがファーイブミニッツやねん……!)

「シャルルドゴールエアポートシルヴプレ!
 略して言うたらCDG, SVP!
 アイハブオンリー20ミニッツ!」

「ウィ」
アフリカ系フレンチのシュッとした運ちゃんは落ち着き払って
停めてあった車に歩く。
後ろから来たゴミ清掃車がクラクションを鳴らしまくり、
清掃車の運転手は、罵声を我が運ちゃんに投げつける。
放っといたらええのに、
「お客さん迎えに行っとってんからしゃあないやんけ。
 ほな何か?1分車離れんのに駐車場停めて金払えちゅうんか?
 お前も車商売やから分かるやろ!(←全然分からんかったけど多分そんな感じ)」
と喧嘩を始めた。


あ、あのー……ホンマに時間ないんですけど……。
喧嘩はまたの機会に……。

という、こちらの願いとは関係なく
ひとしきり言い合いをしてから車は発進。
スーツに身を包んだイケメンアフロフレンチの
運ちゃんはマイペースで安全運転。
いや、まあ「TAXI」みたいな運転されるのも
オソロしいけど、こっちゃぁ急いでんねん、
シャキッと追い越し車線走ってくれ!

再びイライライライライライライライライライラ……。

しかし、こういう時にフッと、枝雀さんの「道具屋」で
木刀の身が抜けたら何が出てくんねやろ?と思う
主人公の気持ちを思い出すのは面白いもんですね。

ちょっと違うんですが、この飛行機乗られへんかったら
どうなんねやろ?と一回冷静に考えてみました。

可能性1・次の飛行機に乗る。この場合、振替えが効けば
  いいけど、あかんかったら自腹やよなぁ。幾らやろ?

可能性2・今日は次の飛行機が無い、ということもあるのか?
  そうなったらいっそパリ観光したったらええか。どこ行こ?

……いや、これは可能性を探ってるんちゃう、ただの現実逃避や。

などと脳内世界に浸ってると、もう空港の近くまで来ていた。
間に合うか?

タクシーを降りてカウンターへ。
出発の29分前。
締め切られたか?と思ったら
「後ろの機械で自動チェックインして下さい」

よかった、間に合ったんや

機械に予約番号を打ち込むと
「チェックインするには早すぎます」と表示される。

え?もしかして……

12時間間違えた?

再びカウンターに行くと
「ああ、もう締め切りましたよ」
って、さっき言えよ!

ああ、もうアカン……と
落ち込んでたら
「次の便に振り替えるから大丈夫よ。ロンドンでの乗継ぎも余裕あるし」

あれ?
あっそう……。
なんや、よかった……。


結局ロンドンでの乗継ぎは2時間待ち。


てなことで、
無事帰ってきました。

日本もすっかり秋ですね。

ほなまた
ラベル:空港 TAXI
posted by 小林聖太郎 at 11:40| 大阪 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | たびにっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
生きてると、うまいこといけへん事は多いですねぇ...
トボトボと・・・

失意のまま、ふて寝した・・・、
無意識に日本に帰りたくなかったのか・・・

これらの文章から作者は、陽気なおフランス旅行(カンゲがいうところの城崎温泉日帰り旅行)に行ったのではないことが読み取れるが、読解力が無いのか、何でそうなったんか、同行者はいたのか、「次の便に振り替えるから大丈夫よ。ロンドンでの乗継ぎも余裕あるし」と優しい言葉を述べられたのはどちらさんなのか???irairaira(小文字だと可愛い)わかりません。
いろいろあった後はいいことも・・・(気楽な性格でスミマセン)。


Posted by ドンドコ at 2007年09月02日 16:17
さすが聖太郎さん。朝、起きて、呆然となってから空港に着くまでが映像的に迫ってきます。これがオープニングなら、次の便に乗る前に主人公は事件に巻きこまれるんでしょうね。そのうちに主人公がパリに来た理由がときあかされる、と。
あとは、パリロケをふくめ、制作してくれるプロデューサーを見つければ、次回作!あと1歩じゃないですか(☆_☆)\(^^;;;)バキッ。
Posted by なるみ at 2007年09月03日 07:30
>ドンドコさん
思わせぶりでスイマセン。
最近はブログで書いたちょっとしたことが
元でえらい騒ぎになったり解雇されたり、と
なにかと神経質になってまして。
徐々に情報をお知らせしていけると思うのですが……。
あ、優しい言葉をかけたのは
英国航空のカウンターのオバさまです。

>なるみさん
一時はどうなることかと思いましたが、
何とかなるもんですね(←反省してない)。
帯広はもう冬気分でしょうか?
ナイターばん馬も終わったとのこと。
一段落したらまた訪れますので
その時にはぜひ。
Posted by kobayasi at 2007年09月03日 13:08
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