「ゲロッパ!」「パッチギ!」などで活躍の
桐谷健太くん初主演映画
「GROW 愚郎」(榊英雄監督)の
舞台挨拶があるので来て下さいというメールを思い出し、
応援に行ってみようと渋谷へ。
21時15分開始で、21時頃渋円山町の
Q-AXシネマ(ユーロスペースと同じ建物にあります)
に着いたところ、人で溢れてました。
まさか?
幸か不幸か、満員札止めでした……。
よかったね、健太くん!
と思いながらも、少し淋しい……。
なんか、そのまま帰宅するのも
物悲しくて(いやいや喜ばしいんですが)
さらに、どうしても映画を観たくなったので
(ふと気づけば先月スクリーンで観たのは
「かぞく」ともう1本だけ……
いくら忙しかったとはいえ、こらヤバい!)
深夜にやってる映画を観ることにしました。
「E.T. 20th Aniversery」
25年ぶりに観ます。
新宿バルト9で昨日からやってます。
前は新宿東映だったのですが、
生まれ変わって……
あれ?どれぐらい経ったんでしょ?
今までここで観たのは……
「ダイハード4.0」「パフューム ある殺人者の記録」と……
あとは……
忘れた。
まあいいっすわ。いわゆるシネコンです。
深夜には気まぐれシアターと称して
ちょっと古い映画をかけたりしてます。
ちょっと時間があったし小腹が減ったので
敢て売店でホットドッグとコーヒーと
ポテトのセットを購入。
ホットドッグ……パンが固い。モロ冷凍ものな感じです。
ポテト……「揚げたてご用意しますので少々お待ちを」と
待つこと5分。まあ、作りおきと変わらん感じでした。
なぜか一緒に入ってた揚げごぼうは、まだマシでしたが。
コーヒー……普通。
しかし、このセットで850円は高すぎです。
昔っから思ってるんですが、
なんで映画館で売る飲食物こんな高くするんでしょうか?
こないだ登った富士山ならまだ納得できるんですよね。
ああ、ここまで水運んでくるの大変やもんな……とか。
普通の値段で普通に美味しいもの売ったら、
その方が双方幸せやと思うのは私だけでしょうか?
いや、もろもろ映画興行の大変さも漏れ聞く訳なので
全てを悪だと斬り捨ててるわけではないんですが。
しかし、製作側ほどのリスクを背負ってるわけでもなく。
あ、映画?
CGってやっぱり要りませんねぇ。
STARWARSのリバイバルでも思ったことと同じ。
ETの芝居過剰でした。
子供の時に観た人形丸出しETの方が共感できた。
自分で補完しながら観てました。
追加シーンもあまり効果があったとは思えませんでしたし、
空飛ぶ前に銃で狙われるカットバックがなくなっていたのも
理解できませんでした。
自分で編集して観てました。
しかし、泣けましたねぇ。
何がって
夜中の1時に
上映終わって
一人で映画館にいる自分に。
頑張れ30代男子。
というのは冗談で(もないが)
完成度という意味では
アマアマなご都合や、
過剰な芝居、作りすぎて恥ずかしい部分も
あるのですが、少年の気持ち、
特に親が別居して、父親不在の思春期前半の少年の気持ちに
本当によく殉じて作ってあるところに泣けました。
自転車vsパトカーの活劇に心躍りました。
大人になって観ると明らかに吹替えカットが
分かるのさえご愛嬌です。
観る側のエモーションにさえ沿っていれば
そんなことはどうでもいい!
脚本が緻密で上手くできていることも大事です、
映像が息を呑むように美しく撮られているのも
人の心を掴むでしょう。
でも、でも、
僕は(普通の弱い人間である)主人公が、
逆境や周囲の無理解、偏見、差別、権力、能力の限界……
などに立ち向かって、
必死に自分の存在の全てを賭けて頑張る映画、
そんな映画がいい映画だと思うのです。
30代、泣いてる場合ちゃいます。
頑張らなあきません。
ところで、
エリオット役の
ヘンリートーマスくん、
今頃どこで何してやるんでしょうねぇ。
妹役のドリューは
人生のどん底をくぐり抜けて
活躍していますが……。
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監督の考える「いい映画」は、まさにその通りだと思います。
まぁ色んな映画があってええねんけどね。
いっちゃん好きな映画っていうとってことですわ。
昔ポルシェが飛ぶ!っていうコピーで
観に行ったら、ほんまにただそれだけやった映画が
長年タイトルも思い出されへんかったけど
最近、大槻ケンジさんが何かのインタビューで
答えてて判明しました。
「マッハ'78」
梶原一騎製作だったそうです。
トンデモ映画もけっこう観てます
「カンバック」ガッツ石松、製作監督主演
「太陽の法 エルカンターレヘの道」友達が2枚チケット貰ったので。
「行楽猿」というのもアメ村で一緒に観たな、そういえば。
まとまらんので、このへんで