泊めてくれたヤン君が仕事のため、
一緒に8時に家を出発。
お礼を言って別れてフランクフルトの中心街へ。
ユーロ建TCをチェココルナに換えようとしますが
なかなかTCを受け付けているところがありません。
ぐるぐる周って振り出しに戻りシティバンクで現金化。
しかしチェココルナは取り扱っていないと言われ、
現地で換えようとあきらめました。
そして、フランクフルト映画博物館へ。
最初の方に展示されているエジソンカンパニーや
メリエスなどの無声映画に見入ってしまい、
気づくと入って10メートルで1時間経過。
最後まで回りきらずに閉館時間を迎えてしまいました。
それでもまだまだ夜行列車の出発までは
時間があるので、
「コレラの時代の愛(Die Liebe in den Zeiten der Chorela)」
を見ることに(なぜかドイツ語吹替版)。
映画館のあった中心街ーHauptwache
「ノーカントリー」で怪演のハビエル・バルデムが
青年から老人までを演じてます。
特殊メイクしたりで絶倫爺さんをなかなか力演。
しかし、それよりも岸田今日子さん似の
お母さん役の役者さんが
ハビエルそっくりで笑いそうになりました。
女優さんも若い頃から老人まで演ってはるんですが、
こちらは潔よくないというか、無理が見えて
コントすれすれでした。
原作を読んでるので何とかストーリーは追えるものの
言葉はチンプンカンプン。
「イッヒリーベディッヒ…」とコロンビア人が言いまくってます。
時々書いている文字を見ると、オリジナル言語は
英語のようです。さすがハリウッド。
まあ小説のダイジェストとしては、頑張ってる方なんでしょうかねぇ。
日本に来たら一応見てみようとは思いますが…。
そうこうしてるとそろそろ一時間半前。
コインロッカーからリュックを出して
フランクフルト南駅へ。
中央駅と違ってこちらは周りにも何もなければ
構内に小さなマクドがひっそりとあるだけで
駅員すらいません。
しかもUバーンは地下に分かれているものの、
Sバーン、DBは二階部分の1〜4、5〜9を
分け合っています。
アナウンスも表示もないし、
ほんまに来んねやろか?と
少し不安になりますが、
あかんかったらまたヤン君に
電話しよっと身勝手にも
開き直ってホームで待ちます。
あと50分。
国際夜行列車やし、
15分ぐらい前には来るでしょう。
ベトナム人のやってた寿司屋で
買ってきた巻き+握りセットを頬張りつつ
ひたすら暗いホームで電車を待つのでした。
なぜか続く……
<プラハへの道2>へ
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その不安な心象を綴っているようで、
面白いです。
「コレラの時代の愛」、観たくなりました。
お笑い映画として。。。
暗く寒いホームのベンチで膝に肘を置いて地面をぼーっと見つめるお姿が・・・
あ?違ってます?すみません。
はたして電車は来たのでしょうか?そして乗れたのでしょうか・・・?ワクワク♪