次の日は
ひとまずありきたりの観光をしてみようと、
旧市街へ向かいます。
地下鉄5日券を有効化して
いざ乗り込むと
途中で一回乗り換えるものの
ほんの10分でプラハ城最寄りの
Malostanska駅に到着。
(どの駅も可愛いらしいデザインが多かったです)
自転車があれば
プラハ市内どこでも回れるぐらいの広さです。
プラハ城を目指そうと地図を見ながら
歩きますが
城下町の常として
道は碁盤の目になっておらず
どうやら九十度見誤っていたということが
目の前にカレル橋が見えてきたことで
判明します。
が、道に迷うのも
見知らぬ街ではまた楽し。
別に絶対今直ぐにプラハ城に入らないと
死んでしまうわけでなし、
この際カレル橋を渡ることにしましょう。カレル王がかけたからカレル橋。
とはいうものの、大林組か小林組か知らんけど
当時の土木作業員たちが架けたはずでして、
実際、今も作業員たちが
補強作業に勤しんではりました。
つまり工事中でして
情緒もへったくれもありません。
まあしゃあない。
というか、もともと観光客が
うじゃうじゃうじゃうじゃ団体で歩いていて
情緒なんて端からありません。
特にアメリカ人イタリア人が目立ちます。
大声と辺りをはばからぬひしめき具合で
まるでひと昔前の日本の農協ツアーです。
アジアからはダントツで韓国人ツアーが多いようで、
日本人中国人はここではマイノリティです。
アジの群れの中に紛れ込んだ
タツノオトシゴみたいな感じで
あっちへフラフラこっちへヘロヘロと
流れに紛れつ逆らいつ
橋を渡ります。
とはいっても、橋からは
やっぱり綺麗な所もあちこちに見えます。
橋を渡り終えると、
たもとに拷問博物館があって
心引かれたものの、
入口に入場料が書いてないのと
看板が観光観光しすぎていて
たぶん高いだけで大したことないに違いない、と
見当をつけてやりすごします。
さらにフラフラ歩いていると
ユダヤ人街に辿りつきました。
アウシュビッツ前哨戦として
ユダヤ博物館に入ってみましょう。
チケット売り場に行ってみると
どうやら(東京の落語協会のように)
本家(Jewish museum in prague)と
元祖(Jewish comunity in prague)に分かれていて
本家が300Kc(約2000円)、
元祖が200Kc、共通券を買うと
割引で480Kc。さらに墓地で写真を撮りたければ
撮影料50Kc必要だ、と説明されました。
躊躇しましたが、
まあ、まだケチケチすることもないか、と
おまかせでセット買いします。
まずはすぐ横のシナゴーグ(ユダヤ教会)へ。
と、昨日はこのへんで力尽きました。
もちょっと端折って書かな
一年越しの連載になりそうですな
<プラハ編4(シナゴーグとクネドリーキ)>へ
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下高井戸シネマ上映は5月ですね!もう東京へは行けそうも無いので見られず残念です・・・はぁ〜
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。